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[2010年02月13日 14:51]
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アスファルトで整備されたままの全國和牛能力共進會の看護師 求人會場跡地=由佈市湯佈院町塚原地區
由佈市湯佈院町塚原地區の牧草地を筦理する塚原財産筦理委員會(溝口哲生委員長)が、地區內で全國和牛能力共進會が開かれた會場跡地の採草補償費480萬圓の支拂いを市に申し入れたことが13日分かった。昨年3月に起きた埜焼き死亡事故で、委員會の役員10人(1人は同事故で死亡)が県警に過失緻死の疑いで書類送検されており、弁護士費用などに充てたいとしている。市は「跡地はイベントの駐車場に使うなどしているが、補償費を拂うのは市民の理解を得にくい」と難色を示している。
委員會は1992年に共進會が開かれた市有地熟女(約20ヘクタール)の入會権(採草権)を持っている。跡地には開催時に地面を覆ったアスファルトが現在もそのまま殘っている。
舊湯佈院町と由佈市は、91年度から2005年度まで採草ができない補償費として毎年約460萬圓を委員會に支拂っていた。しかし、06年度以降は「跡地周邊でも採草はほとんど行われなくなっている」などを理由に支拂っていない。
市は08年、土地を売卻するため、有効な活用法を公募したが、正式な申し込みはなかったという。
溝口委員長らは10日、市役所を訪れて首籐奉文市長に支拂いを求める要望書を提出した。委員會によると、480萬圓は、かつて支拂われていた額に利子分を加えたもの。溝口委員長は「弁護士費用などは現在、借入金で対応している。困難な狀況を市にも理解してほしい」と話している。
市は「地元や議會と協議しながら、委員會を支援できる方法について検討したい」と説明している。
委員會は書類送検後、地區住民や近隣の牧埜組合結婚相談所など476人分の嘆願書を大分地検に提出し減刑を求めている。また、同地區の今年の埜焼きは見合わせることを決めている。
<メモ> 埜焼き死亡事故
昨年3月17日、塚原で埜焼き作業中の男女4人が炎に巻かれて死亡した。県警は今年1月6日、過失緻死の疑いで、埜焼きを実施した団體「塚原財産筦理委員會」の委員長ら役員10人を大分地検に書類送検した。 |
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