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中国で初めて導入されたエアバス社の次世代大型旅客機「A380」は、運航スタートから12日目にしてフラップの動力駆動ユニットに故障が出て運航を停止した。同機を運航する中国南方航空は30日午後10時33分、公式ミニブログで発表した公告を通じて、マンション経営同機の修理が完了し、取り付け検査で異常がみられなかったため、31日から北京-広州便の運航が可能になったことを明らかにした。「広州日報」が31日伝えた。
29日は南方航空による同機の巡回テスト運航の最終日で、「新しいもの好き」の人々が数多く搭乗するはずだった。だが故障で1千人を超える「好奇心の塊たち」の計画は水の泡となった。その一人であるネット利用者の「カク東林」さんはミニブログの中で、債務整理「エアバスA380め、今回の出張に間に合って、一回体験してみたかったのに、悲しいことに故障したと言われた。まあいいさ、南方航空の緊急対応は悪くなかったし、一人当たり400元の精神的慰謝料もくれるというし」と記している。
南方航空の搭乗手続き担当者は「航空会社の変更であれキャンセルであれ、すべて経済的賠償を行う。ファーストクラスは一人当たり600元を支払い、エコノミークラスは一人当たり400元を支払う。航空会社を変更してクラスを下げざるを得なかった旅客には、差額を全額返還する」と話す。
南方航空によると、故障が発生した個所はフラップの動力駆動ユニットで、製造メーカーのドイツ?リープヘル社の計画によると、同ユニットの部品が30日早朝にドイツから北京に到着することになっていた。だが輸送過程で遅延が生じ、到着したのは夜になってからだった。出会い系南方航空の関係者は30日夜、「われわれも焦っている。いつ修理が終わるかわからない。何か情報があれば速やかに発表する」と述べた。
だが南方航空は同日午後10時33分、公式ミニブログを通じて次のように伝えた。
「10月30日午後10時10分、南方航空はA380機の修理を完了し、取り付け検査で異常がみられなかったため、予定通り31日の『CZ3000/CZ3999』便(北京-広州-北京、CZ3000は9:30北京発、CZ3999は16:00広州発)を運航します。この場を借りて、ご理解とご支持をくださった旅客の皆様に感謝の意を表します」。 |
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